まれいぐまの勉強部屋

語学(中国語・英語・日本語)、資格の勉強について気ままに書いていきます〜😌✨

【完全独学】宅地建物取引士試験、わたし流勉強法【1発合格】

忘れないうちに去年合格した宅地建物取引士の勉強法を記録しておこうと思います(*´ω`*)

 

【受験の動機】

・親が不動産をやっており、宅建士資格の取得を勧められた。

・当時、キャリアチェンジを検討しており、他業界への転職に有利な資格をなんでもいいので欲しかった。

こんなゆるゆる動機で勉強をし始めました。

 

【私について】

親が不動産業(親は宅建士ではない、ただの大家)をしていますが、私自身は不動産に関する知識は全くなく、「宅地」って何?レベルの、本当にゼロから勉強をスタートしました。

私の場合は、市販のテキストを使った完全独学で、スクールには通っておらず、通信教育も受講せず、模試も受けませんでした。

気合いと根性、正しい勉強法で地道に努力すれば、知識ゼロから完全独学1発合格も十分可能だと思います。

 

【勉強スケジュール】

勉強開始時期:2021年4月〜

試験日:2021年10月17日

テキストを購入し、ペラペラ見始めたのは4月でしたが、本気でガッツリ勉強し始めたのは試験の3-4ヶ月前からでした。本腰を入れてからは、下記のように勉強時間を確保していました。

 

(平日)

6-8時 ・・・勉強(2時間)

8-20時 ・・・仕事(ブラック…涙)

20-21時半頃 ・・・風呂・家事・食事・ペットの世話

21時半-24時 ・・・勉強(2時間半)

 

(休日(週に2日))

仕事が休みの日は12〜15時間、勉強していました。

 

※ご覧の通り、スケジュールが詰め詰めの勉強で、さすがにしんどかったので、ゼロから独学の方はもう少し余裕を持って早めに始めることをおすすめします…笑。

 

【使用した教材】

<テキスト>

<問題集>

 

 

私はこの2冊だけで勉強し、他の教材は一切使用しませんでした。

テキストや問題集については、何冊も手を出すよりも、良いテキストを選び、その1冊を3周やったほうが合格に近づけると思います。

私がこのテキストを選んだ理由は以下の通りです。

 

①本当に重要な内容だけがコンパクトにまとめられている

「みんなが欲しかった宅建士の教科書」など、他にも良いテキストはあると思うのですが、書店で見比べてもらうとわかるように、他の宅建士のテキストは情報量が多いんです。ページ数も多いですし、1ページあたりの文字数も多くて、「これを読むのか…」と…私はやる気がごっそり削がれてしまいました。それに比べて「合格のトリセツシリーズ」は1ページあたりの情報量が少なく(大切なことはしっかり書かれている)、解説もわかりやすいので、独学かつ知識ゼロの私でもスイスイ読み進めることができました。

 

②問題集の質が良い

「合格のトリセツ」シリーズの問題集は、過去問の良問や頻出問題が分野ごとにまとめられています。私が過去問を解かずに、合格できたのは、この問題集の素晴らしさの証明になっていると思います(ベタ褒め)。問題には重要度も記載されており、勉強の優先順位がわかるのもありがたかったです。(テキスト1周目のときはA問題とB問題だけは絶対解けるようになっておこう…C問題は2周目のときに解けるようになっていたらいいや…など)

資格の勉強は落とすための試験や他の受験者との差をみるための試験ではなく、ある基準に達しているか否かをみられる試験です。みんなが解ける問題、正解しなきゃいけない問題を全部解けたら合格、数%の人しか解けないような問題は解けなくても大丈夫なので、質の悪い問題は落としてもいい…その細かい重箱の隅のような知識を必死に覚えるくらいなら、他の大事な分野に時間をさこう…というような考え方も大切かなと思います。

 

③テキストと問題集がリンクしている

書店にいくといろんなテキスト・問題集がありますが、私のように完全独学でゼロからスタートの方は、テキストと問題集がセットのものを購入されることをおすすめします。問題集で分からないことがあったときに、テキストの関連ページが記載されているので、ネットや他のテキストでどこだろう〜どこだろう〜と調べる手間が省けます!

 

④テキストを切り離して分野ごとに分冊で持ち歩ける

これは他のテキストにも見られる特徴ですが、テキストを分野ごとに切り離せるのが、カフェで勉強するときなどに便利でした。

 

⑤文字色がカラフルすぎない

他のテキストを見ると文字色が青・赤・黒・オレンジ・緑…いろんな色を使っていたり、どういう意図で文字色を使い分けているのか、分からないものもありました。色を変えているから重要なのかな?と思ったら、参考文献的な内容で、試験には必要なかったり…。

「合格のトリセツ」のテキストは基本的に文字は黒色で、試験で問われる重要なところは赤文字になっています。文字色が基本は2色なので、目にも優しく、重要な箇所がわかりやすいです。

重要な箇所がわかりやすいというのは、独学の人には一番大切なポイントだと思います。独学かつ知識ゼロだと、何が大切で何が大切でないか分からないので、それをしっかり示してくれてるテキストを選ぶ必要があります…

 

⑥ペンギンがかわいい

これは好みにもよると思いますが、宅建士合格を目指しているペンギンの「ペン太」というキャラが、このテキストを使って勉強しているというていで、ページのはじっこに登場してきます。独学でスクールにも通っておらず、試験勉強中にずっと孤独感を感じていた私はペン太に非常に癒されていました…笑。ペン太が「この問題、難しいよ〜」とか、「やった!ここまでこれたぞ〜!」とか言ってると、私もよ〜分かる〜ってなりましたし、「〜ってどういうこと?」と代わりに質問してくれたり(「コーチ」という名前のペンギンが回答してくれる)、勉強の合間の癒しになっていました、笑。

 

 

【実践した勉強方法】

テキストを1コース分読む(合格のトリセツシリーズでは第1章を「第1コース」と呼んでいる)※このときは理解することに焦点を置く、暗記まではいかなくてok

テキストのコースの最後についている練習問題と、分野別問題集の同じ範囲の問題を解く

問題に出てきた内容がテキストのどこに書かれているかチェックし、該当箇所にマーカーで線を引く

マーカーした内容を空で言えるように暗記

これをコースごとに永遠と繰り返し勉強を進めていく。

私はこの一連の流れをテキスト・問題集ともに3周ずつやって、無事に合格しました🙇

 

【試験結果(R3年度)】

42点(50点満点中)・・・予備校サイトで自己採点した結果

この回の合格最低点は34点、合格率は17.9%でした。

 

 

【まとめ】

無事に合格できてよかったです。テキストと問題集と自分のやり方を信じてやり抜いてよかったです…。私は本当にこの2冊しかテキストは使っていないので、あんまりたくさんのことやりたくない、要領を抑えて効率よく試験だけとりあえず通りたいという人は良かったら参考にしてください。

私は合格するまで、自分のやり方が合っているのか自信がなかったので、結構不安な気持ちで試験に臨みました。(過去問1年分も通しで解いてないですしね!!笑。何点取れるか分からない状態でした!)

不安な方は、この勉強法を実施したあとに、過去問を3年分くらい解いたら完璧だと思います。

あとは宅建士の試験には毎年1問、不動産に関する時事問題がでるので、それについてはyoutubeで今年出る可能性のある時事問題まとめ!予想問題!これだけ抑えれば大丈夫!的な動画をプロの方があげてくれるので、それを見るだけで十分かなと思います。

(私は当時、時事問題は捨てており、試験後にこの素晴らしい動画の存在に気づきました…受験生の方は、ぜひ検索してみてください)