まれいぐまの勉強部屋

語学(中国語・英語・日本語)、資格の勉強について気ままに書いていきます〜😌✨

HSK6級受験の感想٩( ᐛ )و

 

2022年3月26日、8年ぶりにHSKを受験しました。もう1ヶ月経ってしまいましたが、HSK6級受験を振り返りたいと思います〜。

 

【はじめに、私の中国語のレベルについて】

私は親の強い勧めで、8歳から13歳まで6年間中国語を勉強していました。しかし当時は中国語に全く興味がなく、その後の中学2年生から大学4年生までは一切中国語を勉強しませんでした😂

大学4年生のときに所属した研究室には、偶然中国人留学生がたくさんいて、片言の中国語で挨拶すると彼らはとても喜んでくれて、仲良くなりました。そしてまた中国語の勉強を始めました。(このとき私の中国語のレベルはかなり落ちていて、会話は難しく、挨拶しかできませんでした…)

大学5年生(獣医学科に所属していたため大学は6年制)の夏休みには、短期留学で大連にいき、辽宁师范大学で1ヶ月間勉強しました。

社会人になってからは中国人の友達との接点はなくなり、再び中国語と離れてしまいました。ブラック企業に就職し、毎日朝8時〜夜8時の12時間勤務、残業があれば深夜まで働きました。(一番遅いときは朝7時まで残業していました😭)仕事がハードで、なかなか勉強に手が出せなかったです。

2021年11月、このままではダメだ…今のブラックな職場で一生働くのはいやだ…人生一度きりなので獣医以外の仕事もしてみたい…と考えるようになり転職を決意。履歴書に何か資格やスキルを書きたい…と思ったときに、候補の1つとして中国語が上がりました。HSK6級の受験を申し込み、中国語の勉強をスタートしました!٩( ᐛ )و

 

【勉強期間と勉強時間】

2021年11月〜2022年3月下旬(約5ヶ月)

休みの日は1日12時間前後、仕事がある日は1日2-4時間。

 

【試験対策に使った主な教材】

・HSK6級過去問(公式)

・HSK6級単語帳(公式)

・中国語の新聞

・标准教程HSK6上下

・中国語のPodcast・ラジオ

同じ教材を使っていても、その教材の使い方・勉強法は人それぞれ違うと思います。今回取り組んだ勉強法の良かった点・反省点などは、備忘録として…また別記事に書きたいと思います٩( ᐛ )و

 

【試験前日】

地方在住のため新幹線で移動し、試験会場近くのホテルに前泊しました。

 

〜〜〜前日にやって良かったこと〜〜〜〜

①試験会場への行き方の再確認(バス・電車の時刻など)

・・・宿泊先のホテルから試験会場に向かうバスが1時間に2本しかなく、前日に確認しておいて良かったー!となったのを覚えています。試験会場が主要都市でない方は電車やバスの本数が少ないので注意してください😂

②持ち物の確認

③心と体を休めて明日に備える(「ここまで来たらなるようになるさ」という気持ちが大事)

 

前日は単語帳をパラパラめくったり、解いた過去問の听力の音源を聴いたりする程度で、あまり勉強しなかったです。

試験直前まで勉強する方もいるかもしれませんが、何か新しいことを勉強したり、まだ解いたことのない問題を解くのは、私は控えています。なぜなら、できることよりもできないことに目がいってしまうので、不安になったり、焦ったりしてしまうからです…。勉強するとしても、解いた問題やすでに覚えた知識の復習をオススメします٩( ᐛ )و

(むしろ、勉強しなくてもいいくらい……私は途中から飽きて金曜ロードショー塔の上のラプンツェルを見始めました…)

 

ここまで来たら、当日無事に会場に辿り着き、解答用紙をとりあえず埋めたら満点です!

 

【試験当日】

入場開始の30分前についてしまい、コンビニで時間を潰しました。(バスが1時間に2本しかないので、余裕でつくかギリギリでつくかの2択しかなかった…笑)

トイレ休憩を終え、説明を受けて、試験開始!

 

(当日気づいたのですが、試験の説明はテープの音声ではなく、試験監督の方が読み上げる形で行われるんですね……。悪く言うつもりは全然ないのですが、試験監督の方の中国語がやや聞き取りづらく(四声がはっきりしないので部分的に分かりにくい)、受験生から何度か聞き返しや質問がきていて、試験の説明もテープ音声でしたほうがいいのでは、と思ってしまいました。ネイティブに近い標準的な発音ができる試験監督の方もいれば、なんとか頑張って読み上げているな…というレベルの方もいて、、試験の説明なので、試験監督のスピーキングのレベルが受験生に影響するのは少し可哀想なのでは…と思ってしまいました…)

 

【試験中】

(リスニング)

速いですね…過去問を解いていたときも思ったけれど、やはり速い…。さすがにたった5ヶ月ではしっかり聞き取れるレベルにまで耳を鍛えることはできませんでした…😂「選択肢に事前に目を通しておく」「あれ?今なんて言った?と過ぎた音声を振り返らない」の2点を心がけ、必死に解きました。

 

(リーディング)

 

〜第1部分〜

病句を探せ!の問題は、半分は勘で解きました。この大問はネイティブの人でも難しいと有名ですよね😂勉強を開始した時点で、得点アップが一番難しいのは病句の問題だなとわかっていたので、優先順位を下げて、得点しやすい他の問題の対策を頑張りました。

病句の問題の正答率を上げるには、文法・語句・構文など基礎的なところを抑えられているか、正しい中国語をたくさん読んで、違和感を感じる能力を高められるか…にかかっていると思います。これはもう地道な努力の積み重ねの結果が出るものなので、今後できるようになっていくだろう…!というマインドでした😄

病句の問題でよく出題される重要構文はもちろんあるので、過去問にでてきた構文はノートにまとめて覚える、という対策だけはしていました。

あとは病句によくある…

・同じ意味の単語が二重で使われている

・主語がないから文が不自然

・順接、逆説など接続詞の使い方が不適で意味が通らない

など…よく出題されるパターンがあるので、それもノートにまとめて覚えていました。

 

HSKは試験まで2週間あるのか、1ヶ月あるのか、半年あるのか、1年あるのかで、勉強法や対策も変わってきますよね…。私の場合、長期ブランクからの勉強期間5ヶ月という条件を踏まえ、第1部分はほぼ捨てざるを得ませんでした😂

 

〜第2部分〜

私がこの5ヶ月の間に一番力を入れたのが、単語の勉強と速読の練習でした。なので主に単語の知識が問われる第2部分は非常にありがたい得点源でした😌単語の意味とどのような文章で使われるかを理解していれば、消去法で答えが出るので、第2部分が苦手な方は単語力アップに力を入れると良いと思います💪

あと第2部分は時間を節約できる箇所なので、ここをちゃちゃっと解いて、他の部分に時間的余裕を作ることをおすすめします。具体的にどうするかというと、細かいところ・関係のない部分や文章は読まないor軽く読む程度で飛ばす。全文しっかり読まなくても解答できる問題がほとんどなので、単語力がアップし、問題に慣れてきたら、ぜひスピードアップを目指してください٩( ᐛ )و

 

解答や選択肢に関係ない部分は読まずに飛ばすor軽く読むというのは第2〜4部分、全部に当てはまることかなと思います😂

初めてHSK6級の過去問を解いたとき、時間が全然足りなくて、こんなの完答するのは絶対無理!!😭と思ったのですが、問題に関係ないところは飛ばす!というのを意識して、そのトレーニングをしてからは5分くらい時間があまるようになりました٩( ᐛ )و

 

〜第3、4部分〜

長文穴埋め問題と長文問題。まず初めに問題文と選択肢を読む→空白or関連箇所の前後をメインにその段落を読む→解答、というのを1題ずつやっていきました。問題数が多いので第2部分と同様、解答に関係ない部分をいかに読み飛ばせるか!を意識して、読み進めていきました。あとは時間との戦い!

 

引っかけ問題があるようなテストでは、関係ない箇所読み飛ばしテクニックを使うと、失敗してしまうのですが、HSKで引っかけ問題があるのを私は今のところ見たことがないので、この方法を駆使しています…👀

 

〜写作〜

勉強期間中は過去問と公式テキストを使って、試験本番と同じ時間&文字数で缩写の練習をしました。作文はオンライン中国語会話の先生に、逐一添削してもらいました。点数が一番低かったので、今後ももっと練習して作文レベルを高める必要があるなと思いました😂✨

 

【結果】

听力:84点

阅读:89点

写作:76点

合計:249点 (83%)

 

合格点は超えたので、とりあえず安心しました!(これで履歴書に書けるどー!!!٩( ᐛ )و✨)もちろんまぐれで正解したんだろうな…と思う問題もあり、どの分野もまだまだ伸びしろがあるので、今後も勉強を続けて、来年より良いスコアを出せるように頑張りたいと思います…😌✨